「最初は、数字を見るのが少し怖かった」
毎朝、パソコンを開いて収益を確認する。
それが自分の仕事の始まりの合図だと分かっていても、数字を見るたびに、胸の奥がざわついた。
思ったよりも少なかったり、前の日と変わらなかったり。
「このやり方で合っているのかな」と、自分に問いかけるような日が何度もあった。
それでも、今年の1月から数えてもう10か月。
気づけばこの朝の確認が、自然と一日の流れに溶け込んでいた。
最初の不安な気持ちは、少しずつ形を変えながら、今では“日常のひとコマ”として落ち着いている。
「バラバラだった日々から見えてきたリズム」
朝の収益確認を終えると、ようやく頭がすっきりしてくる。
今では自然にできるようになったけれど、少し前までは一日の流れがばらばらだった。
集中できる時間もわからなくて、やる気が出たときに一気に作業したり、逆に何も手につかない日が続いたり。
その波の大きさに、自分でも振り回されていたように思う。
そんな中で気づいたのが、「朝の2時間が一番集中できる」という自分のリズムだった。
そこに合わせて作業を分けてみたら、少しずつ、無理のないペースが見えてきた。
「午後から形にする、自分なりのペース」
起きてからの2時間ほどは、一番集中できる時間。
この時間帯は、新しい情報を集めたり、アフィリエイトの動向をチェックしたりすることが多い。
数字を追うだけではなく、「どんな流れがあるのか」を感じ取る時間でもある。
午前中は無理に作業を詰め込まず、午後から本格的に記事制作に入るようにしている。
午後は、頭が冴えてくる時間。
記事制作や、少し集中力のいる作業はこの時間帯にまとめている。
朝のような静けさはないけれど、“形にする力”が出てくるのが午後の自分らしいところだと思う。
夜はできるだけ、心を休める時間にしている。
動画を見たり、音楽を聴いたり。
一日の終わりに「今日もよく頑張った」と静かに言えるような夜が、今は心地いい。
「完璧を手放して、自分のリズムを信じる」
完璧にこなそうとすると、すぐに息が詰まってしまう。
でも、自分のリズムを知ってからは、「今はできるだけのことをすればいい」と思えるようになった。
うまくいく日もあれば、進まない日もある。
それも含めて、自分のペース。
少しずつでも、自分に合った働き方を見つけていけたらそれでいい。
完璧を目指すことはやめたけれど、まだまだ自分の仕事を軌道に乗せないといけない。
今は月に5万円ほどの収入を得られるようになって、少しだけ形になってきたところ。
もちろん、これだけでは生活していけない。
それでも、ゼロからここまで積み上げてこられたことが、小さな自信になっている。
焦らず、でも止まらずに。
自分のリズムを信じて、もう少し先を目指していけたらと思う。