双極性障害と社交不安障害を抱えながら生きる

不安発作と心臓神経症のせいで毎日頓服が手放せない異常事態に困惑しつつも、この状態を冷静に話してみようと思う。

どうも、Soranekoです。

ここ数日、というかここ1か月ほど毎日頓服を飲む生活が続いています。

まぁ、精神的におかしくなってしまう時もあるんですが、何より不安発作の頻度と心臓神経症の頻度が爆上がりしているので、何か良くない傾向なのかもしれません。

ただ、去年もドクターにこの話をしていて、暑い時は不安発作の頻度が増えるという事は把握しているので、そのせいだろうと自分に暗示をかけているんですが、それにしても頻度が高すぎる。

同じように苦しんでいる人はいらっしゃると思いますので、私の場合の対処法、気にかけている事を書き記していきたいと思います。

不安発作と心臓神経症の具体的な症状とは

私が体験している不安発作は、突然、全身の力が抜けるような感覚から始まります。

その後、激しい動悸、呼吸が浅く早くなる感じ、手足の痺れなどが次々と現れ、まともに動けなくなってしまいます。

心臓に異常があるのではないかと錯覚するほど強い症状なのですが、検査をしても明確な心臓の病気は見つからず、結果として「心臓神経症」と診断されました。

心臓神経症の場合、とくに胸の痛みが非常に強く、まるで心臓をぎゅっと握りつぶされるような圧迫感や刺すような痛みを感じることがあります。

中には、その場でうずくまるほどの痛みになることもあり、日常の中で突然その症状が起きるのは非常に恐怖です。

また、どちらの症状にも“予兆”のようなものを感じる瞬間があります。

例えば、少し胸がザワついたり、息苦しさを感じたりすることがその前触れになることもあります。

しかし、予兆があるからといって、必ず対応できるわけではありません。

気を張っていても、ある日突然、コントロールを失うように発作が襲ってくることも少なくありません。

日常生活への影響と、できる対処法

不安発作や心臓神経症の症状が頻繁になることで、日常生活にもいろいろな制限が出てきました。

私はコーヒーが好きで、毎朝飲むのが習慣になっています。

でも、診察時にドクターから「カフェインは不安を増幅させる可能性がある」と言われ、飲み過ぎには注意するようアドバイスされました。

正直なところ、まだ完全にはコントロールできていませんが、少しずつ意識するようにはしています。

発作が起きたときに一番大切だと感じているのは、初期症状の段階で頓服薬を飲むことです。

何度も経験してきたことで、「あ、来るかもしれない」とわかる瞬間があるので、そのタイミングを逃さないようにしています。

また、不安発作が起きると、なぜか甘いものを欲するようになります。

自分でも理由ははっきりわかりませんが、糖分を摂ることで少し落ち着けることがあるので、無理のない範囲で取り入れています。

チョコレートや飴など、持ち歩ける小さなおやつは常備するようになりました。

大きな改善策とは言えませんが、「これがあると少し安心できる」という感覚を持つことは、不安に向き合う上で重要なのかもしれません。

心が少しだけ落ち着いた瞬間たち

毎日のように続く不調の中でも、「少しだけ心が軽くなった」と感じる瞬間があります。

私にとって大きかったのは、症状のことをドクターとしっかり話し合えたことです。

症状を伝えるだけでなく、それに対して丁寧に耳を傾けてもらえることで、「この苦しみは誰かに理解されている」と実感できました。

「何かあったら、すぐ電話していいから」と言われたときの安心感は、今でも心に残っています。

実際に、苦しくて自分では整理できないようなときや、いつもと違う体感があるときには、遠慮せずにドクターに電話しています。

そうすることで、「ひとりで抱え込まなくていいんだ」と思えるようになりました。

薬や対処法ももちろん大事ですが、人とのつながりや信頼関係が、回復の足がかりになることを強く感じています。

同じように苦しんでいる方へ

不安発作や心臓神経症には、明確な「これが原因」というものが見つからないことも多く、日頃のストレスや、疲れが溜まりすぎた時、突然訪れる不安など、様々な要因が複雑に絡み合っていると感じます。

だからこそ、一人で抱え込まずに、信頼できる人に話すことがとても大切です。

私はドクターに苦しい気持ちを正直に話すことで、「じゃあ、こうしてみようか」と一緒に対応策を考えてもらえるようになりました。

症状そのものを完全にコントロールするのは簡単ではありませんが、「誰かと一緒に向き合っている」という感覚は、何よりも心の支えになります。

どうしようもなく不安になったとき、誰にも頼れないと感じたとき、それでも助けを求めることは決して恥ずかしいことではありません。

むしろ、自分を守るために必要な、大事な行動です。

今辛さの中にいる方に、どうか伝えたいです。

自分の心と体を、何よりも大切にしてほしい。

それが回復への最初の一歩になると、私は信じています。

少しずつでも、自分を労わることから

つらいとき、すぐに気持ちを切り替えたり、前向きになったりするのは簡単なことではありません。

でも、「ひとりじゃない」と思える瞬間があるだけで、少しだけ心が軽くなることもあります。

私もまだ、症状と共にある生活の中にいます。

でも、こうして自分のことを文字にしてみたり、誰かに伝えることで、自分自身を少しずつ受け入れられるようになってきました。

この記事が、同じように苦しんでいる誰かにとって、「自分だけじゃない」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

そして、何よりも—どうか、自分を労わることを忘れないであげてください。

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